たたらとは
 




約1400年前から日本各地で行われてきた製鉄法が「たたら」です。

 

炉に風を送る踏みふいごをたたらと呼ぶことから、

鉄を製錬する炉そのものも、たたらというようになりました。



 

アニメ映画「もののけ姫」でも、このたたらのシーンが印象的に描かれています。



 

ここ奥出雲は、原料の鉄鉱石や砂鉄の産地である中国山地のふもとにあって、

古代から鉄が作られ、中世、近世に渡り、かつては

日本国中のおよそ8割の鉄がこの地方と周辺で作られていました。



 

そして大量の砂鉄を採取した跡地は、広大な棚田として田畑に再生し、

「仁多米」などの良質の米が生産されるようになっています。

 

 

また、たたら製鉄で大量に使われる木炭を供給する森林も循環利用するなど、

奥出雲では自然と永続的に共生する鉄づくりが行われてきたのです。

今では時代の先を行く持続可能(サスティナブル)な社会がここにありました。

 

 

そして、世界で唯一、この「古式たたら製鉄法」を今もなお守りつづけているのが、

この奥出雲地方です。